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2008.5.21 (Wed)
Dark passion play
2008.5.21 (Wed)_f0029635_13595018.jpg


:: Nuuksio National Park.



ヘルシンキ3日目。

おのぼりさん状態で、あの「かもめ食堂」の舞台となった「KAHVILA SUOMI」にて
朝食を食べに。中心地から少し離れているため、観光客が行くところではないでしょう。
行くとしたら日本人のみだと思われます。店内はカフェらしい雰囲気になっています。
そして、日本語のメニューがありびっくり。なんだか朝からガッツリ食べたかったので
どんなメニューがあるのか聞いてみたが「まだ朝早いから準備しているところ」と。
それでも「いくつかは用意できますよ」と言うことなので、いくつか言われた中から
サーモンを注文した。そして、飲み物の中に見知らぬものがあったので、質問したら
少し飲ませてあげると言われ、コップに数量注いでくれて飲ませてくれた。
普通においしい。それはまぎれもなくヨーグルト、甘くない。「胃にはいいよ^^」と。
そして、飲み物のフィンランド語での呼び名を親切にいくつか教えてくれました。

しばらく待って出てきたサーモン。おいしいです。量もかなりあります。
そこに添えられるポテトの形態も自由に選べるんですが、僕はマッシュポテトを。
その量ときたら半端なものではありません。食べきれません。笑うほど多いです^^
ゆっくりと朝からがっつりラックス。また行きたいお店です。今度はオーブンのチキン♪

お店を後にし、この日はヌークシオ国立公園に向かった。
いつもの事ながら行き方は調べてなかったので、駅のインフォーメーションセンターで
また質問攻め開始。いくつか資料をくれたり、紙に行き方を書いてくれたので助かりました。
僕のお気に入りのロンドンの旧型の自ら手動で戸の開け閉めを行う電車にはかないませんが、
かなり静かで居心地のよいものでした。ちなみにチケットは乗ってから買えます。

あのChildren of bodomのアレキシ・ライホの出身地であるエスポーまで行き、
そこからバスに乗って行くんですが、このバスなかなか来ません。1時間に1本ぐらいと
言われていたのですが、結局ここで1時間半ぐらいボーっと待ってました。
そして、やっと来たかと思ったら運転手はおじいちゃん。英語が通じません。
ガイド本には「どこで降りたらいいのか難しいのでドライバーに。。。」
と書いてあったんですが、英語が通じません(^^;

軽く見てたら、ほんとにわからない。景色が変わらず、言葉も読めないので、全くもって
検討がつきませんでした。「まーいいや、とりあえず・・・」と思ってずうっーと乗っていたら、
このバスの最終地点まで来てしまいました。かなりの山奥です^^
「あら、どうしよう」と思って、そのおじいちゃんに変なジェスチャー交じりで地球の歩き方を
見せつつ何とかしてたら、「ここだよ」みたいな事を言っている。でも、絶対に違うと思ったので
近くにたまたまいた人(これまたおじいちゃん)に聞いてみた。そしたら、少し英語が話せる
と言ったので地図を見せつつ説明していたら「ここから約5km手前だよ」と言って、
そのおじいちゃん同士フィンランド語で何やら話をしている。
しばらくして、おじいちゃんドライバーがそこまで連れて行ってあげるからバスに乗ってと言って、
目的地まで連れて行ってくれました。なんとか遭難せずにすみました♪

そして、着いた所はまた誰も人の気配のないところ。本当にここなんだろうかと思いつつ、
本には20分ほど歩くと駐車場が・・・と書いてあったので、とりあえず歩いてみた。
空はかなり青くてマイナスイオン満載で気持いのですが、誰もいません。
初めての道のりはかなり長く感じるもので、歩いても歩いてもそれらしきものが見えず、
それでも、ここは夜遅くまで明るいからと思い、とにかく歩いてみた。写真を撮りながら。
しばらくしてようやく駐車場が・・・そして、そこから道が分かれている。。。
「そんなことどこにも書いてないぞー」と思いつつ、感で行ってみたところが何と目的地だった。
さすがである^^

「ついたー!!」と思い、少しホッと一息。
そこには、休憩所みたいなところがあったので入ってみたら、人がいたんで少しびっくり。
ここのガイド人、管理人みたいな人。

この人がまた親切で色々話をしてくれました。ここ周辺の地図やら、バスの時刻表やら
色々とアドバイスをくれました。そして、ここで、しばらく写真を撮りつづけました。
ここは僕が想像していたまさしくフィンランドそのものです。見上げると澄み切った青空、
あたり一面に広がる森、そして、それらがきれいに映し出されている湖。
何も言うことはありません。本当に素晴らしいところでした。

日々の日常、ほんの9時間ほど離れたところにこのような空間があり、生活している・・・
ここにとっては特別に何も変わらない日々の日常、でも、それが僕の頭を混乱させる。
感慨深いものがあります。

これが長年思いつづけている一つの最大のテーマです。



さてさて、かなりこの地を満喫をしたところで先ほどの管理人に再会しまた少し話を。
そして、帰り際に写真をと・・・お願いしたら、とても快くニコニコと引き受けてくれました^^
いつか機会があればその写真でも。。。

本当にこの国の人は穏やかでやさしい人ばかりだなーと思いつつ、
ま~たヒタヒタとぶら~り歩いて戻りました。
by fs-ken | 2008-05-21 16:20 | *Finland
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